Archive for July, 2007

チャールズ皇太子の花譜・その3

Sunday, July 22nd, 2007

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待ちに待ったチャールズ皇太子の私邸、ハイグローブ邸へのご招待の日は、7月20日(金曜日)だった。天気予報では豪雨。前夜大雨が降っていたが、もううちの辺りでは峠を越した、ただハイグローブ邸のある地域は今から豪雨・・・。いやだなとは思ったものの、長靴も車の中に入れ、準備完了。ハイグローブ邸へ向かった。

ところが環状高速道路(M25)に入ったとたん、尋常ではないノロノロ運転。間に合うかな?と不安は感じたものの、もちろん時間は十分にとっているしと、なんとか気を静めながら進む。ノロノロの原因は高速道路片側3,4車線あるうちの1、2車線が冠水していたため。1ヶ所そういう場所をすぎても、しばらく進むとまた同じように冠水していたりして、かなり時間を食う。

ようやく、別の高速道路(M4)に乗る。が、しかし、ノロノロ度は悪化。ほとんど進まない。しかも原因がわからない。途中、サービスステーション入り口あたりがひどく冠水していて、その中に車が一台。テールランプがついたままのが浸っている。豪雨のひどさを実感する。

あまりのノロノロぶりに、ついに賭けに出ることにする。高速道路を降りたのだ。ほんとは高速を降りると、下の道は川沿いの道。まずいかなという思いは十分にあったのだけど、少なくても自由は確保される、との思いであった。

賭けは負け。ノロノロ度は同じ。何故ノロノロだったのかが分かったときは、先に進むよりほかなく、冠水した道路を進む。(上の写真) 途中高速に戻ろうにも、インターチェンジに行くあたりも冠水しているとのことで選択できず、更に進んでから高速に戻る。

戻ってからは、それほどは混まずに進むことができたのだが、もうその時点でうちに引き返すかどうかという話が出るくらいに約束の時間からは遅れていた。それでも、せめて一目、自分の絵が見たいとの思いから、先に進む。

高速を降り、ようやくあと少しという時点で、同じくハイグローブ邸に向かっていた友人から電話が入る。

「引き返してください。ハイグローブ邸へ向かう道路は通行止めになっています。そこを強行突破してハイグローブ邸の前まで行ってみましたが、見事に冠水。しかも鉄の門扉は固く閉ざされ、中に入れてもらおうにも誰もいない。なす術ないです」とのこと。

うーん。がっかり。約束の時間は3時半。実はこの連絡を受けたのが、6時半。3時間以上の遅刻。いや、実際は多分、約束の3時半きっかりから4時くらいまでは入れたのだろうが、それ以上遅れた場合には中に入るのは無理だったのかもしれない。とにかく中の人と連絡をとりようがないのだから。

***

実は今回のハイグローブ行きには、日本からも3人のアーティストの方が招かれ、いっしょに行くことになっていた。ところが、つい数日前に、その方たちは予定を変更され、電車で行くことにされた。当日の朝、自分のこともそうだが、彼女たちの電車は果たして出るのだろうか?と不安に思ったが、結果的には、とても運がいいことに 彼女たちの電車は無事に目的地に到着し、そのあとの電車は運休になったことなどつゆ知らず、優雅に昼食を楽しみ、そこからタクシーでハイグローブ邸に無事到着されたのだそうだ。

このために、日本からわざわざ来られ、そして肝心の目的を達成できなかったとなれば、がっかり度も違うだろうから、彼女たちはよかったなと思うけれども、それにしても残念なハイグローブ行きではあった。

ちょっとうれしかったこと

Wednesday, July 18th, 2007

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ちょっと相談があって、オークリー博士を訪れた。博士はアングロア属、リカステ属、イダ属などのランを集めている。そして、アングロア属のランと、リカステ、イダ属のランの、新種を除いた、ほぼ全種を、2人のアーティストに描いてもらっている。その素晴らしい植物画のコレクションが、家の中に飾られていて、それはまるで展示会のようである。

2年前に初めて訪れたときに、その絵は見せてもらっていたのだが、今回もまた見せてもらった。とても素晴らしい。

温室ものぞいてきた。これも2年前にのぞいたときは、冬から春へと季節が移り変わる頃だったので、リカステの葉っぱはまだあまり伸びていなかったのだが、今回は夏。温室の中はリカステの大きな葉がからみあって、まるでジャングルのようだった。

ちょうどその2,3日前に写真で見たばかりのHoyaが咲いていて、感激のあまり、叫んでしまった。おかげで、1枝手折ってもらったので、今日、写真を撮ることができた。(上の写真)

帰りに、玄関先においてあったイダの話になる。そのイダは、何でも新種で、ペルーで発見したとのこと。ペルーフローラのアリアス氏の名をとって、Ida ariasiiイダ・アリアシーと名づけたそうだ。そこでわたし。

「今度は、わたしの名前をつけてください!」

「え! そういうことに興味あるの?」「原種はわからないけど、交配種だったら、すぐにでも・・・」

え! すぐにでも、わたしの名前を冠したランができる? そんなことが実現したら、これは本当にとってもうれしい。博士、どうか、忘れないでくださいね!


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