Category Archives: ペルーへの旅…ランを求めて

2006年8月22日~9月5日&それ以降

ペルーへの旅・9日目 No.1

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リマに戻るのは9月1日。今日はもう8月30日。あとは絵のことは考えずに、ランを見に行こうということで、それまでに誘われていたワヌコ(Huanuco 1910m)、オクサパンパ(Oxapampa 1800m)、パウカルタンボ (Paucartambo 2500m)のうち、一番ジャングルに遠くて、虫が少なそうだと思われるパウカルタンボに行くことに、前日決めた。ところが同行の者がおなかをこわしたので急遽予定変更。今日は車をチャーターして、ドライバーのセサと、ガイドのサウルの3人で、再びワサワシへ。その前に大きなマーケットに寄ってみる。

うわあ。これはヘビの皮。一体何にするんだろう?

ペルーへの旅・8日目 No.3

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同じく、岩の上にあるピンクのラン。こんなランだ。山道のすぐ脇に、まるで雑草のごとく、辺りをおおいつくすように生えていた。ほかのもっと華やかなランに囲まれて目立たないが、これはなんなんだろうか。Epidendrum funkii?

http://www.flickr.com/photos/ericinsf/144879653/in/set-72057594121987342/

↑ ここに、Epidendrum funkii の写真がある。このバルブのようすと葉を見ると、やはりわたしが見たのも、E. funkii ではないかと思う。

 

ペルーへの旅・8日目 No.1

Oncidium aureum 全体

午前中はデッサンの続きをし、午後、サウルと2人で、再びワサワシに向かう。

まずは前日描いたOncidium aureumの大きな株を発見。かつてはOncidium bicolorが、インディオの言葉、ケチュア語(インカ帝国の公用語)で「cacca-cacca」と呼ばれていたらしいが、今はこのOncidium aureumがそう呼ばれているのだと言う。地元の人は、のどが渇いたときに、谷底まで水を飲みに行くかわりに、このオンシジウムのバルブをかみ、そこから汁を吸ったのだそうだ。